パンダの暮らす中国四川省。そこは豊かな自然と文化の宝庫。パンダを始めとする美しい自然と動植物、近隣の町や村の文化を巡る旅の記録と現地情報。少ない予算でケチケチ、弱い身体でヨタヨタゆっくり訪ねています。
シャンシャンと野生パンダに会いたい!!

唐家河への長い道①2024年11月

 数ある自然保護区のなかでも唐家河は野生パンダの棲息する国家級自然保護区であり、いわば厳格に保護された最高級の生態系が維持されたところ。そして「唐家河 tangjiahe」の名前はXでも野生パンダが監視カメラで撮影されていたりしてよく見ていた憧れの場所でした。絶対行く~~~~~!!!2回目の四川行きで選んだのがここでした。
 しかーし!ド田舎にあるのが自然保護区の定め。車チャーターは第一回の川西(四川西部)旅行で超超超高額だったのでもう無理(;;)調べに調べても、公共交通機関で行けない!辿りつけない!えええええ(;;)
 それでもとにかく最寄りの高速鉄道駅は「青川」だと地図を睨んで定める。青川駅に唐家河行きとかのバスあるんじゃない?とか適当に考えて2024年11月16日、成都東駅から青川へ。いざ、青川駅。降り立つと、思ったよりド田舎。山しかない(写真1)!

写真1:山しかない青川駅前

鉄道の到着時刻に合わせてたっぽい小さいバスいるけどすぐ出発しちゃうし、タクシーもすぐ客を見つけて散っていった……ぽつんと一人わたし。ぼーっとしてたわけではなく、とにかくトイレ行きたかったしお腹も空いてたのだ。そのまま一応調べておいた車で2時間半かかる唐家河に向かうことはできなかったのだ。
 近くのやたらでかいのに中は閑散としている集散センターで番をしているっぽいおじさんに「トイレはどこですか?」と尋ねるも通じない💦おじさんのしゃべる言葉も聞き取れない💦明らかに普通語とも雅安で聞くような四川話とも違ってまったく中国語にすら聞こえない!なんとか「厕所」が通じて慌てて駆け込む(写真2)。そして食べもの…..見回しても乾き物ばかり。迷っていたらおじさんが「お湯あるよ」的に教えてくれてカップ麺にする。
 ここ、座席はソファーで座り心地いいし、人だれもいなくて荷物安心して置いておけるし、なんか落ち着く😊酸辣面にしたけどこれがなかなかボリュームもあって薬味も多くてトッピングの香辛料もあってうまい(写真3)!

落ち着いたところでもうタクシーで行くしか手段はないと決め込みDIDIで呼んで待ってみる。しかし待てど暮らせどタクシーは来ない。来ない。来ない。ん?あとから気がついたが列車が到着する時間にならないと流しは来ないし、ここ町から遠すぎてDIDIにも応答がないのだ!💦詰んだ!?😱
 とにかく方法を探さねば、と駅のほうへ戻ったりしているうちにどうにかタクシーを一台発見!これを逃したらわたしはここで野宿!これが2時間以上喋り続ける運転手Wとの出会いだった。(「唐家河への長い道②」へ続くがまだ製作中)

 




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